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白内障・網膜硝子体疾患等の日帰り手術施設
06-4308-5781

ボトックス注射

当院では、眼瞼痙攣の症状に対して、ボトックス注射の治療が可能です

眼瞼痙攣(がんけんけいれん)とは

まばたきや、瞼(まぶた)の開閉を制御している脳の神経回路の異常によるまばたきの制御異常状態により、自分の意志に関係なく、目のまわりの筋肉が勝手にピクピク痙攣する病気です。 症状が進行するとなかなか目が開かなくなるため、日常生活にも支障をきたすようになります。

症状としては、瞼の運動障害に加えて
  • ・目が乾く 
  • ・まぶしい 
  • ・目の周辺の不快感 
  • ・目が痛い 
といった症状があり、40~50歳以上の女性に多く、男性の2倍以上かかりやすいと言われています。
その症状からはじめはドライアイと間違えられることも多いです。さらに、抑うつ、不安、不眠など精神症状があらわれる方もいます。

ボトックスによる眼瞼痙攣の治療

眼瞼痙攣は治りにくい病気ですが、対症療法として、主にボトックス(ボツリヌス毒素)による治療が注目されています。
ボトックス(ボツリヌス毒素)は、神経の伝達を阻害する毒素で、筋肉を麻痺させる作用があります。まぶたの緊張している眼輪筋に緊張をやわらげるお薬を少量直接注射することで痙攣や収縮の原因になっている神経の働きを抑え、緊張しすぎている筋肉を緩めます。1回に使用されるのは比較的少量なので体への負担も少なく、治療時間も短いため、日常生活に組み込みやすい治療法です。

眼瞼痙攣に対するボトックス治療には、所定の研修及び厚労省からのボトックス使用の認可を受けた医師のみしか施行できません。当院では、院長がその資格を有しており、治療にあたります。 そのため、ボトックス治療を希望される方は、事前にご連絡の上、予約をおとりすることをお勧めいたします。

  • ボトックス注射は、眼瞼痙攣の治療であれば保険が適用されます。
  • 効果は2~4か月持続します。
※効果を発揮している期間には個人差がありますので、きちんと医師と症状を相談しながら治療を行います。
※ボトックス治療の詳細については、グラクソ・スミスクラインのホームページもご覧ください。