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白内障・網膜硝子体疾患等の日帰り手術施設
06-4308-5781

眼瞼手術

当院のまぶたの手術では、眼瞼下垂・眼瞼内反症・霰粒腫・眼瞼腫瘍などの手術をそれぞれ行っております。

眼瞼下垂

眼瞼下垂(がんけんかすい)は、文字通り瞼(まぶた)が垂れ下がって、目が開きにくくなる病気です。 見た目の問題だけでなく、視界が悪くなり、眉を上げて物を見るようになります。原因としては、生まれつき発育が悪いなど先天性の場合もありますが、加齢により瞼を持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋:がんけんきょきん)の付着部(腱膜部)が伸び、上げる力が低下して瞼が下がってくるケースが多く、コンタクトの長期装用(ハードが多い)でも見られます。


眼瞼下垂の手術

当院では加齢性疾患に対応しております。 若年性や美容的要素がある場合は専門の形成外科に紹介させて頂きます。

治療としては、加齢やコンタクトが原因の場合、下垂の程度が強ければ手術治療が必要です。局所麻酔で行い、所要時間は片眼約40分です。眼瞼下垂の手術では、瞼を挙げる筋肉(眼瞼挙筋)の付着部分が伸びて瞼を上げる力が低下しているので、眼瞼挙筋を腱盤に短縮して縫合します。

眼瞼内反症

眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)とは、瞼が眼球側に折れ返り、まつ毛が黒目に触って傷をつけたり炎症を起こしたりする病気です。瞼の向きは正常なのに、まつ毛だけが一部眼球側に生えてくる睫毛乱生(しょうもうらんせい)という病気もあります。眼瞼内反症には、先天性と老人性があります。

霰粒腫

まぶたにある脂腺(マイボーム腺)の閉塞性炎症による霰粒腫は、まぶたが赤く腫れ、痛みやかゆみを生じます。
まずは、抗生物質の点眼や、ステロイド剤(炎症止め)の点眼や軟膏で治療を行いますが、膿が大量にたまってしまった場合や、何度も繰り返す場合は手術で摘出することもあります。

眼瞼腫瘍

まぶたにできる腫瘍は眼瞼腫瘍(がんけんしゅよう)と呼ばれ、良性のものと悪性のものがあります。
まぶたは皮膚、筋肉、筋膜、結膜、軟骨(瞼板)、皮脂腺、汗腺、毛といったさまざまな組織から構成されているため、いろいろな腫瘍ができやすいところです。
発生する頻度は、良性のものが高いです。